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お知らせ NEWS/MEDIA 飲食店開業
2023.02.21

飲食店経営に必要な資格と届け出

飲食店の経営には、資格が必要です。
皆さんがよく耳にする「調理師免許」は必須の資格ではありません。
本記事では、飲食店の経営に特に重要である「食品衛生責任者」と「防火管理者」の資格について、詳しく解説します。
ぜひ、本記事を読んで、飲食店を経営する上で必要な資格を学んでみましょう!

 

「食品衛生責任者」の資格について

食品衛生責任者とは、飲食店の衛生基準を維持する責任者であると定義されています。
飲食店では開業前に必ず1人置くことが義務付けられており、保健所への届け出が必要です。

食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会の講習を受けることで取得可能です。
この講習では、公衆衛生、衛生法、食品衛生などの主要な事項を学び、最後にテストを受けます。
受講料は10,000円程度。
すでに調理師や栄養士の資格をお持ちの方は、別途、衛生管理者の資格を取得する必要はありません。

飲食店の開店に余裕をもって食品衛生責任者の資格を取得することをお勧めします。

 

「防火管理者」の資格について

従業員含め収容人数が30名以上の店舗の場合、防火管理者の資格を持った人を置きます。

小売店など建物の面積が300平方メートル以上の場合は甲種防火管理者、
それ以下の場合は乙種防火管理者の資格が必要です。

受講料は甲種は8千円、乙種は7千円となっています。
研修期間は前者が2日間、後者が1日間です。

詳しくは、日本防火保安協会のホームページをご覧ください。

 

その他必要な届出など

・営業許可申請書
→こちらのページをご確認ください

・深夜酒類提供飲食店営業開始届出書
→深夜(24時)以降のお酒の提供

・防火対象設備使用開始届
→建物を新たに使用する場合

・火を使用する設備等の設置届
→火を使用する設備の設置で必要

 

まとめ

飲食店の立ち上げに必要な資格は、開業前に取得し、必要な講習や試験を受け、早い段階で資格を確保することをお勧めします。
また、飲食店の開業前に関係書類の提出期限を把握しておくことで、時間内にきちんと書類を揃えることができます。開店をスムーズに行うためにも、事前に整理し、必要な準備はすべて行うようにしましょう。