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2023.02.21

居酒屋を経営するには~必要な資格や開業準備、資金について

居酒屋を開業・経営したいと思ったことはありませんか?
この記事では、居酒屋を成功させるために必要な4つのポイントをご紹介します。
居酒屋を開業する上で必要な手続きから、居酒屋経営のメリット・デメリットについても書いていきます。
居酒屋を開業して経営する際に参考になる情報が満載なので、ぜひご一読ください。

居酒屋経営のメリット

居酒屋経営の最大の魅力は、その収益性にあります。お酒や枝豆、冷奴など、利益率の高い商品を提供することができるため
成功する可能性が高い仕組みになっています。
また、居酒屋のサービスを多様化することで、経営者の個性を打ち出すことも可能です。
郷土料理や輸入ビール、300円の廉価メニューなど、多様なサービスを提供することができます。
このような工夫をすることで、厳しい競争の中でも顧客を確保することができるのです。

また、お客さまは居酒屋を行きつけにする傾向があり、安定した経営が可能です。
居酒屋経営のメリットは、事業の成長と顧客の囲い込みに有効な戦略であるといえます。

居酒屋経営のデメリット

居酒屋を経営する上での3つのデメリットを紹介します。
まず1つ目は、人通りの多い場所には競合店が多く、差別化を図るメニューや価格帯を考える必要があり、競争に打ち勝つためには、独自の店のコンセプトを打ち出す必要があります。

2つ目は、居酒屋では深夜帯業務が常であるので、健康管理に気を付ける必要があります。
長時間労働になりやすいので、シフト制にするなど自分だけでなく従業員への配慮も必要になります。

最後3つ目は飲食業は食中毒のリスクが高いため、温度や賞味期限、衛生状態など、食品の取り扱い状況を厳しくチェックすることが肝心です。

開業の手続き

基本的には以前紹介した飲食店の開業の手続きと同じです。
深夜0時以降もお酒を提供すると思いますので「深夜酒類提供飲食店営業開始届出書」の提出をお忘れなく。

必要な資金について

居酒屋を始めるには、他の業態に比べて費用がかかる場合があり、初期費用は最低でも200万円、最高でも1,000万円と言われています。
基本的には、賃借料、人件費、広告宣伝費、仕入れなどの運転資金に分けられます。
中でも、居酒屋は立地が成功の決め手となることもあるため、物件代は開業資金の中でも相当な額となり、人気地域はもちろんのこと発展が見込める地域など戦略的に物件を選定する必要があります。

少しでも費用を安く抑えたい場合は居抜き(飲食店を派生させ、そのまま賃貸すること)であれば、
厨房や調理器具の調達などの費用が抑えられ、事業をスタートさせるための資金が少なくてすむのでお勧めです。

人件費は、人材を採用するだけでなく、接客などの教育も含まれます。
広告宣伝費は、お客様にお店の存在を知っていただくための重要な費用です。
チラシの発行、ホームページの制作・運営などが含まれます。
しかし、小規模なビジネスであれば、自分や身内など少人数で立ち上げることができるため、費用を最小限に抑えることができます。

まとめ

居酒屋の経営が良いといわれているのは、売上をその日のうちに回収できることや、同業他社との差別化を図りやすいところです。
しかし、失敗したときのリスクが高く、多額の資金が必要で、夜間の営業が中心というデメリットもあります。
メリットデメリットをしっかり把握したうえで居酒屋の開業を検討し、居酒屋経営の一歩を踏み出してはいかがですか?